初音ミクの紅白登場やボカロP出身の米津玄師のブレークなど、音楽の一ジャンルとしてすっかり定着した感のあるボカロ(ボーカロイド)曲ですが 、最近はカラオケでボカロ曲を歌う方も増えてきましたね。
カラオケでボカロをカッコよく歌いきれたら、自分的にも気持ちいいですし、友だちにも自慢できて、飲み会やコンパも盛り上がること間違いなしです。
YouTubeに歌ってみた動画をアップしてみてもいいですしね。
でも、曲によっては、テンポが速すぎたり、キーが高すぎたり、滑舌が人間離れしていたりと、なかなか歌いあげるのがむずかしかったりしますよね。
そこで本記事では、
についてわかりやすく解説しています。
本記事を参考にして、カッコよく歌えるボカロ曲をストックしておいて、カラオケで人気者になっちゃいましょう!
ボカロ名曲を紹介するまえに、歌いやすいボカロ曲のポイントについて少しみておきましょう。
歌いやすいボカロ曲選びのポイントは↓の5つになります。
ボカロの特性上、歌詞の言葉数や音程、音域、テンポが人間の限界を超えてしまっている曲もあったりします。
少しテンポが早かったり、音程が高い曲に挑戦する場合も、テンポが早すぎず音程が高すぎない曲から少しずつ慣れていきましょう。
また、アーティストやボカロPがカバーしている曲は、やっぱり人間が歌いやすい曲といえます。
以上の5つのポイントをふまえて、実際に歌いやすいボカロの名曲をみていきましょう。
では、ボカロ初心者や歌に自信がない方にもオススメのボカロ名曲・神曲を20曲紹介していきます。
『シャルル』は、ボカロP・バルーンさんによって2016年に発表された楽曲で、長い人気を誇っているので、知っている方も多いかと思います。
少しキーが高い部分もあったりするので、最初は難しく感じるかもしれませんが、
テンポも速すぎず、歌詞の言葉数も多すぎないので、ボカロ初心者にもオススメの曲です。
ボカロP・バルーンもセルフカバーしているので、そちらも参考に練習してみてくださいね。
『天ノ弱』は、2014年に公開されたボカロP・164(イチロクヨン)さんの人気曲です。
メロディは覚えやすくて、テンポ・音域にも無理がないので、練習は必要ですが歌いやすい曲です。
曲の最後に向けて、転調で盛り上がっていくので、歌いきった満足感もあり、場を盛り上げることができます。
『乙女解剖』は、ボカロヒットメーカーとして知られるDECO*27(でこにーな)さんの2019年最新のボカロ曲です。
歌詞もはっきりとしていて言葉数も少ないし、テンポも早くないので、とても歌いやすいです。
少しメランコリーな曲調で、キャッチ―なメロディなので、ハマること間違いなしです。
『千本桜』は、TVなどでも聞く機会が多い、言わずと知れたボカロの名曲中の名曲です。
メロディも覚えやすく、全体的にキーが低めなので、だれでも歌いやすい曲です。
カバーしている歌手や歌ってみた動画も多いので、参考にして練習してみましょう。
『からくりピエロ』は2011年に発表された40mP(よんじゅうメートルぴー)さんの代表曲です。
40mPさんの曲はカラオケで歌いやすい曲が多いです。
からくりピエロは、キュートで、もの悲しさもある曲調にハマることうけあいです。
テンポも速すぎず、歌詞もはっきり発声されているので、少し練習すればうまく歌えるでしょう。
『ロキ』は、2018年最大のボカロヒット曲で、ボカロカラオケランキングでもつねに上位に入っています。
少しラップ調でテンポもちょっと速いですが、練習すれば攻略可能です。
サビもキャッチ―なので、カラオケで歌えれば、盛り上がること間違いなしです。
『アスノヨゾラ哨戒班』は2014年に発表された人気曲ですが、今もカラオケで人気上位にランキングされています。
早口で高音の部分もあるため、完璧は難しいかもしれませんが、メロディ自体は覚えやすいです。
キーとテンポを調整してチャレンジしてみてください。
2017年リリースの『ヒバナ』は、ミリオン再生達成のスタイリッシュなボカロ人気曲です。
キーも高すぎずメロディも覚えやすいので、カラオケ向きの曲といえます。
ロック調のアップテンポな曲でサビの転調もあるため、歌えるとすごくカッコいいです。
2013年リリース『ドーナツホール』は、ボカロP・ハチこと米津玄師さんによる人気ボカロ曲です。
軽快なリズムで、音程が高い部分もないため、カラオケで歌うのにぴったりです。
歌詞が独特なので、覚えるのが少し大変かもしれませんが、慣れると気持ちよく歌えます。
『Just Be Friends』は、2009年に発表された100万回再生のボカロでは珍しいR&Bの人気楽曲です。
J-POPアーティストの曲と間違えてしまうくらい自然な曲調なので、とても歌いやすいです。
カラオケでも、周りが知らなくても自然に歌えるのでぜひレパートリーにしましょう。
『ハッピーシンセサイザ』は、作詞作曲者のBETTI(べっち)さんがウェブ上で展開する楽曲制作ユニットEasy Popによる2010年リリースの人気テクノポップです。
高音のパートもそれほどなく、軽快なリズムでとても楽しく歌うことができます。
色々なリズムゲームでも定番として収録されているので、音ゲーでリズムに慣れるのもアリだと思います。
『メランコリック』は、2010年にリリースされたボカロP・Junkyさんの4作目の楽曲で、ニコニコ動画においてミリオンを達成しています。
女の子の気持ちを歌った曲ですが、男性が歌ってもぜんぜん大丈夫です。音も高すぎないですし。
声優さんなどによるカバー動画もたくさんあるので、参考にしてみてください。
『いーあるふぁんくらぶ』は、みきとPさんによるメガヒットナンバーで、神戸を舞台としたご当地チャイナ風ポップです。
軽快なリズムとクセになるメロディが非常にハマります。
テンポも速すぎず、音程も高くないので、男女ともに歌いやすいです。
『ゴーストルール』は、DECO*27さんが2016年に公開した疾走感あふれるロックナンバーで、多くのボカロファンを虜にしています。
音楽としてのクオリティが高い上、パートごとのリズムの抑揚が不思議な中毒性を生んでいます。
最後のサビが2回転調するので少し大変かもしれませんが、カラオケで歌えば盛り上がること間違いなしです。
『エイリアンエイリアン』は、ボカロP・ナユタン星人さんが2016年に発表した大人気ボカロソングです。
1度聴いたら耳から離れないキャッチ―なメロディが特徴的で、ついつい口ずさんでしまいます。
歌いやすいアレンジで、キーも高くないので、男性でも歌いやすいです。
『恋愛裁判』は、2014年に40mPさんによってリリースされた超人気ボカロ曲です。
ジャズアレンジをちりばめたおしゃれで軽快な曲調で、聴いてよし歌ってよしの楽曲です。
特にキーが高いところもなく、音程の高低差もあまりないので、とても歌いやすいです。
『ドラマツルギー』は、歌い手としても活躍しているEveさんが手がけた2017年公開の人気楽曲です。
ポップかつクールでとてもオシャレなロックテイストのボカロ曲です。
Eveさん本人が歌うバージョンもありますので、練習するときの参考にしてください。
『妄想感傷代償連盟』は、TV番組でも使われたDECO*27さんによる2016年リリースの大ヒット曲です。
新しさも感じさせる透き通ったメロディと韻を効かせた素敵なリリックが名曲であることを実感させてくれます。
ゆったりとしたテンポの曲なので、リズムも取りやすく歌いやすいです。
『命に嫌われている』は、2017年にリリースされ、ボカロP・カンザキイオリさんの名前を一躍ボカロ界に知らしめた代表曲です。
シンプルながらも疾走感あふれるリズムや深い歌詞に魅了されます。
様々なアーティストがカバーしていますので、参考に練習してみましょう。
『ロストワンの号哭(ごうこく)』は、ボカロP・Neruさんによって2013年にリリースされたボカロロックの名曲です。
疾走感あるロックなリズムと切ない歌詞のギャップが心にささります。
少し高いパートはありますが、テンポもよくメロディもシンプルなので歌いやすいです。
ここでは、ボカロ曲を歌いこなすための5つのコツについて簡単に説明していきます。
ボカロでは、高音が含まれる曲がけっこうあり、原曲のキーで歌うのが難しいことがあります。
キーの調整は頭で考えても難しいですし、音域はひとによって違うので、実際に歌ってみて何度か調整してみるのがてっとりばやいかと思います。
高音の場合、単純にキーを下げるだけでなく、キーを上げて下の音程で歌ってみたりして、自分が歌いやすいキーを見つけてみましょう。
キーの調整はヒトカラのほうがやりやすいと思いますので、こちらの記事も参考にしてください。
ボカロ曲は、通常の楽曲よりも歌詞の言葉数が多かったりするので、画面に表示される歌詞を見ながら歌うのは、なかなか難しいです。
ただ、歌詞をおぼえると言っても、文字通り暗記するのではなく、リズムやメロディに合わせておぼえるようにしましょう。
やはりおぼえる方法としては、動画などで曲をくりかえし聴いてみたりして、口ずさんでみるのが一番かと思います。
ボカロ曲は、独特なメロディ・リズムを持っているものが多いので、ユニークなメロディ・リズムに慣れていくことも上達のコツです。
そんなの当たり前で参考にならないよと思われるかもしれませんが、ボカロ曲を何曲も聴いていると、違う曲を聴いてもボカロ曲自体に慣れていることに気づくはずです。
それと、リズムに慣れないうちは、意識的に手や足を使ってリズムをとってみるとことも、曲に慣れる近道です。
くりかえしになりますが、ボカロ曲は歌詞の言葉数が多いので、歌いきるには滑舌の良さも必要になります。
滑舌のトレーニングについては↓の動画を参考にしてみてください。
また、何回か歌ってみて、歌詞でつまりやすいところがあったら、その部分だけを少しゆっくりめにくりかえし練習して、少しずつ慣らしていきましょう。
ボーカロイドは、当然息継ぎをしていないので、ボカロ曲を人間が歌う場合には、ブレスのタイミングを考える必要があります。
何度か歌ってみて、言葉の区切りが不自然にならないように、自分なりのブレスポイントを決めておきましょう。
アーティストやボカロPがカバーしている楽曲の場合は、カバー曲でのブレスのタイミングを参考にしてください。
いかがでしたでしょうか?
今回は、歌が苦手な方でも歌いやすいボカロの名曲についてまとめてみました。
ボカロについてあまりくわしくない方も、ボカロにちょっと抵抗感をもっていた方も、今回紹介したボカロ曲を聴いて、もっと聴いたり歌ったりしてみたいと思っていただけたらうれしいです。
カッコいいボカロ曲をぜひマスターして、コンパやカラオケで人気者になってください。