学生時代は極力避けていたカラオケ。社会人になってみると新人歓迎会や同期や上司との付き合い、忘年会や新年会などで歌う機会が増えますよね。
とくに新社会人の人は付き合いが悪いと思われたくないなどの理由から、参加している人もいると思います。
イザ歌ってみたら、「声が小さい」「何歌ってるかわからない」なんて言われて落ち込むことも。。。
ないためにも、本記事では
についてそれぞれ解説しています。ではさっそく本題に入りましょう。
歌う時に声が小さくなる6つの原因
原因1. 自信がない(緊張、不安、あがり症)
人前で注目を浴びるのが元々苦手(恥ずかしさが先行)という人も多いと思います。恥ずかしがり屋と言われている人たちの多くは、自分に注目が集まることが非常に苦手です。不安や緊張などによって声が小さくなったり不安定になることがあります。
少しくらい下手でも、オドオドして歌うのと堂々と本人が楽しんで歌うのとでは、歌唱力は同じレベルでも聴いている側にとっては印象はまったく違ってきます。
原因2. 上手く歌わなきゃと追い込み過ぎる
上手く歌おうと思う気持から変に力が入り、身体がリラックスできていない状態になってしまいます。人は他人にはそれほど興味がないという前提を理解しておきましょう。みんな自分以外の人の顔なんてそれほどちゃんと見ていないし、声も聴いていないんです。
原因3. 過去に音痴と言われトラウマになっている
音痴や歌下手というレッテルを張られ、歌うことへの恐怖や歌への抵抗などに繋がってしまいます。自分では音痴と気づかずに周りから指摘されたりバカにされることで、歌うことが恐かったり同じ思いはしたくないと思うようになってしまいます。
原因4. 自分の声がしっかり聴けていない
周りの声や曲のBGMで自分の声を見失っている人も多いです。自分の声をちゃんとしっかり聴くためには、マイクの音量を上げてBGMの音量を下げるのも効果的。
ただし勢い余って単に声を張り上げて歌うのはまた違います。上手く聴こえるわけでもないし喉を痛めるだけので気をつけましょう。
原因5. 口がしっかり開いていない
歌が下手だと自分で自覚しているからこそ聴かれたくないなどの理由によって大きく口を開けていないことがあります。声の大きさは口の開き方次第で変わってくるので、大きく口を開いて歌うことは相手にも伝わりやすくなります。
原因6. 姿勢が悪い
姿勢が悪いことで体が曲がってしまい息が不安定になるため歌声が震えたり裏返ることが多くなります。腹筋が使えていないことで胸式呼吸になりやすく声の出方やのどへ大きな影響を与えます。
大きな声でしっかり歌うためのポイント6つ!
ポイント1. 姿勢を良くして歌う
次の姿勢に心当たりのある人は改善が必要です。
- 猫背
- あごが出る
- 反り腰
猫背の人の多くは腹式呼吸ができていないため喉に負担のかかる喉声になってしまいます。また首が前に出ていることで首回りの筋肉を使うため、無駄な力が入ったり必要な力を使うことができません。
この状態で無理に声を出そうとすると声帯にも負担をかけてしまいます。姿勢をしっかりと見直すことで声の通りがよくなり正しい呼吸ができるようになります。
ポイント2. 腹式呼吸を意識する
歌の基本は腹式呼吸です。大きな声や通る声はお腹から声を出しています。
私たちが日常で会話するときに使うのは胸式呼吸といって胸で呼吸をし喉から声を出しています。これでも歌うことはできますが、大きな声が出せないことで力任せに声をだしてしまい体へ余計な力が入ってしまいます。
また喉も痛めてしまうことにも繋がります。しっかりと正しい腹式呼吸を身につけて無理なく大きな声をお腹から出しましょう。
ポイント3. 声帯閉鎖をコントロールする
声帯は息を吸うときに開き、声を出すときに閉じることで声帯が振動し声が出ます。この声帯の仕組みを体で覚えることで心のある強い声や生色を操ることができるようになります。
適切な力で声帯閉鎖をコントロールできれば「声量アップ」「ロングトーンの安定」「高い音が出しやすい」「表現力」などを身につけることもできます。
声帯の閉鎖筋を鍛えるためにはエッジボイスが効果的ですので実践してみましょう。
ポイント4. 滑舌改善
普段の会話でもそうですが、歌でも滑舌が悪いと実力以上に下手に聴こえてしまいます。
滑舌が良いか悪いかは自分ではなかなか気づきにくいのもあるので、自分ではちゃんと歌っているつもりでも「何言ってるか分からない」「聞こえない」などと言われてしまうこともあります。
せっかく音程やリズムがとれていても歌が下手に聞こえてしまっては勿体無いです。母音を意識した発声(あごや唇、舌を意識して動かす)ことで効果的に鍛えてみましょう。
おすすめなトレーニングは「50音発声練習」です。滑舌改善にトライしてみてください。
ポイント5. 自信を持つ
自信を持つことは簡単なことではないけれど「声を大きく出したい」「音痴を治したい」などハッキリと目標を持って努力することは大切です。
結果がすぐに出なくても努力は裏切りません。あなたのその頑張りや行動は積み重ねた努力と経験によって自信に繋がります。
自分の歌う声を録音して上達具合を確認してみたりすることで、少しずつでも成長が実感できるはずです。無理せずゆっくりと頑張りましょう。
ポイント6. 毎日少しでも歌う練習をする
歌を上手く歌うためには姿勢や呼吸も大事ですが、くり返し歌うことも歌を上達するためには必要です。毎日歌う習慣を身につけることで声帯を鍛え大きな声を出しやすく慣れさせることができるようになります。
マイクを使った歌うまにみせる小技テクニック3つ!
カラオケで歌うときに、少しマイクの持ち方を意識するだけでも印象は変わってくることを知っていますか?
誰でもできてとても簡単です。今日から使えるものばかりなのでぜひマスターしましょう。
テクニック1. マイクの握り方
マイクを握る場所は人それぞれですが理想とする握り方は、グリルボールの下(電源部分)あ中間あたりを握るのがベストです。
グリルボールを指で塞ぐように握ってしまうと音がこもってしまい、せっかくの歌声を響かせることができなくなってしまい残念な結果になってしまいます。歌うときは中間を持つように意識してみましょう。
テクニック2. マイクの角度
カラオケで使われているマイクは正面からの音に感度が良く、周辺の音はほとんど拾わない構造になっています。ビジュアル系バンドのようにマイクの下を上げてみたり、アナウンサーのようにマイクを立てて持つことも音を拾うことができません。
正面からの音はよく拾うことができるのでマイクを平行にしながら歌うことを心がけましょう。
テクニック3. マイクとの距離間
マイクと口との理想的な距離間はこぶし1個分です。できるだけ間奏の間などは手を休めるなどし歌うときはマイクとの距離を意識するように心がけましょう。
距離間がつかめるようになったらマイクの特性を生かして、抑揚をつけカラオケの点数を上げることにもチャレンジしてみてください。
まとめ
いかがでしたか?今回はカラオケで声が小さいと悩む方のためにそもそもの原因と対策、プラスαのマイクテクについてお伝えしてきました。
トラウマを克服したり今すぐに自信をもって歌うことは難しいかもしれませんが、毎日の練習とちょっとした知識を知っておくことで今よりも上手に歌うことは可能です。
ぜひ自分の原因を探り使えそうな改善法を取り入れてみてカラオケを楽しんでみてください!