歌うときに声が震えるのは緊張からくるわけですが、その緊張するときって
などなど「自分を守りたい」と防衛本能が緊張の原因になっています。
とくに女性は何かとグループで行動することが多く、周りからの評価を気にする人がほとんどです。カラオケでも自分がどう思われるかを考えすぎて悩みのたねになっている人もいると思います。
意識的に緊張を和らげ、緊張をコントロールする方法があったら便利ですよね?
そこで本記事では
について解説しています。ではさっそく本題に入りましょう。
緊張する人には共通する特徴があります。当てはまる特徴が多いほど緊張しやすいハズです。あなはたいくつ当てはまりますか?
上手く歌わないとと自意識過剰になることで緊張を招く。
過去の嫌な経験がコンプレックスとなり、また失敗するんじゃないかとマイナスのイメージを考えてしまう。
誰が聴いても上手いと言われるくらいに完璧に歌いあげたい。音程もリズムもズレることは絶対に許せないなど100%の完璧を求めている。
自信の無さからどうせ失敗する、私は歌えないなどと悪い方向へ考えてしまう。
特長から見てみると緊張する人はマジメな性格と言えます。失敗や傷つくことを恐れていたり、周りからどう思われるかを必要以上に気にしすぎてしまっていると言えるでしょう。
緊張を抑えようと思えば思うほど不安な気持ちが強くなり逆効果です。「緊張しているな〜」と素直に受け止めてみましょう。気付いた時には自然と収まっていますよ!
緊張しているとどうしても笑顔がなくなってしまいがちです。口角をあげて笑顔をつくるだけでも緊張を和らげリラックスすることができます。
作り笑いでも効果はあるので緊張したらまずは口角を上げて笑顔をつくってみましょう。
緊張することで力が入り身体は固くなります。首、かた、背中のストレッチで緊張をほぐして強張りを取りのぞきましょう。深い呼吸でゆっくりと身体を伸ばすことでリラックスできます。
自分に聞こえている声は周りの人が聞いているあなたの声ではありません。ボイスメモや録音アプリなどを活用して自分の声を知ってください。
録音し何度も繰り返し聞くことで知らなかった癖などを知ることが出来ます。素直に受け入れることからはじめてみましょう。
自身が持てなかったり自分の声が好きじゃないなどネガティブな感情を日頃から抱いていると、イザ歌おうと思っても思うように歌えません。
大きな声で歌うことが自信につながり、長く声を出すことで息を一定にキープすることができます。息が安定することは声の震えを抑えることにもなるので日々のトレーニングとして取り入れてみましょう。
自律神経とは身体の機能を健全に保つために働いていて、交感神経と副交感神経の二つの神経で成り立ちます。
緊張やストレスを感じているときは交感神経が優位になり、リラックス状態にあるときは副交感神経が優位になります。副交感神経を優位にすることでリラックス状態になり緊張を和らげることに繋がります。
そこで、この副交感神経を優位にする方法をいくつかご紹介します。
正しい呼吸法を身につけることで力みによる緊張を取りのぞき、自律神経を整えるセロトニンを分泌することができます。
セロトニンはリラックスしているときに出る幸せホルモンのことです。
4拍で鼻から息を吸い、4拍で鼻から息を吐くのを4回繰り返してみて下さい。
焦らずゆっくりと歌うことで呼吸数が少なくなりゆっくりとした深い呼吸になります。
呼吸のリズムが自分自身の自律神経を左右すると言えるでしょう。
普段の生活では呼吸が浅くなりがちでストレスの上昇が大きな理由と言われています。
ポーズを行いながら深い呼吸を行うことでより呼吸へ意識が向き、瞑想をすることで脳に休息を与えることができます。自分と向き合うためにもヨガはとてもおすすめです!
身体のバランスを整えて全身の巡りをよくしましょう。
セロトニン(しあわせホルモン)を増やすにはトリプトファンという必須アミノ酸が必要です。魚・肉・豆腐・納豆・味噌・チーズ・牛乳・ヨーグルト・ごま・ピーナッツ・卵・バナナなどに含まれています。
普段からなるべく摂取することを心がけバランスよく主食、主菜、副菜を揃えてみましょう。歌う前にホットミルクを飲むのもおすすめですよ。
参考になりましたか?緊張しやすいあなたはきっと頑張り屋さんです。肩の力を抜いてリラックスすることを積極的に取り入れてみて下さい。まずは出来そうなものから試してみるといいですね。